「バッティングの際、どうすればタイミングを上手に合わせることができるのだろう?」や「どうやってタイミングを取ればいいのだろう?」と悩んでいませんか?
私も小学生~高校1年生までの約10年間、バッティングの際タイミングの取り方がわからず悩んでいましたが、高校2年生の時に「シンクロ打法」というタイミングの取り方に出会い、そこからバッティングが一新しました。
この記事では、私が高校2年生の時に出会ったタイミングの取り方「シンクロ打法」の解説とタイミングの取り方の練習方法をご紹介します。
本記事の内容では、あなたがバッティングの際、上手にタイミングが取れるようにするための参考にしていただけたら嬉しいです。
↓合わせて読んで欲しい記事。バッティングに必要なことがわかります。
【バッティング】タイミングの取り方(シンクロ打法紹介)
バッティングのタイミングの取り方にもいろいろあると思いますが、私が出会ってオススメしたいタイミングの取り方は、「シンクロ打法」という打ち方になります。
多くのプロ野球選手も実践して実績を残している打ち方ですし、アマチュアの選手でも非常に取り入れやすいからです。
私も「シンクロ打法」というタイミングの取り方を知らなかっただけで、そのタイミングの取り方を知ってからは、習得するのに時間はかかりませんでした。
「シンクロ打法」についてまとめてみましたので、紹介させていただきます。
シンクロ打法とは
シンクロ打法とは、パフォーマンスコーディネーターの手塚一志氏が考案した野球の打法のことです。
投手と重心の上下動を同調させることでタイミングを計るバッティングモーションの一部。
(例としてジャンケンの予備動作があげられます)
軸足への重心移動がスムーズになるので、長打を打てる可能性も高まりますし、タイミングを合わせることでヒットを打てる可能性も高まります。
シンクロ打法は、ピッチャーのモーションの一部分にフォーカスして同調をしていくため、再現性の高いタイミングの取り方と言えます。
シンクロ打法のタイプ
シンクロ打法には、ピッチャーの重心上下動のうち、どのタイミングでかかとを踏むかによって、主に3つのタイプに分けられます。
- 前足の伸び上がりにシンクロする。
- 重心の沈み込み初めにシンクロする。
- 重心の沈み込み終わりにシンクロする。
1.前足の伸び上がりにシンクロする
1本足打法など、テイクバック時に大きく足を上げ、間合いを多めに取りたい打者にオススメです。
ただ、2段モーションやクイックモーションで投げてくるピッチャーには、タイミングが合わせづらい
とこが懸念されます。
2.重心の沈み込み初めにシンクロする
シンクロ打法の中で1番ポピュラーなタイミングの取り方で、テイクバック時に少し足を上げるタイプ
の打者にオススメです。
多くの打者は、このタイプに当てはまると思います。現役時代、私も取り入れていました。
3.重心の沈み込み終わりにシンクロする
テイクバック時に足を上げない、ノーステップ打法の打者にオススメです。
ピッチャーが投球リズムを変化させられないところまで来ているので、打者としてはタイミングを一
定にしやすくなります。
しかし、パワーに自信がないと飛距離を伸ばすことが難しいと思います。
どのタイミングの取り方が自分に合っているか、いろいろ試してみていただけたらと思います。
まずは、「シンクロ打法」というタイミングの取り方があると知っていただけたら嬉しいです。
【バッティング】タイミングの取り方(練習方法紹介)
バッティングのタイミングの取り方を覚えるためには、とにかく練習や実践を重ねるしかありません。
バッティングで上手にタイミングを取れるようになるには、体と感覚で覚えるしかないからです。
「ピッチャーの投球動作のこの部分に合わせてタイミングを取ればタイミングが取りやすいよ」と教えることは出来ても、「120km/hのボールは○○秒で振る」や「カーブの場合はストレートより○○秒遅く振る」のようには教えられませんよね。
バッティングをする本人が、「このボールのタイミングの取り方はこうだ!」と自分で掴まないと実践は難しいでしょう。
私も実践した、バッティングでタイミングが取れるようになる練習方法を紹介させていただきます。
【バッティング】タイミングの取り方練習方法(素振り)
バッティングの基本、素振りをする時もタイミングの取り方を意識して、素振りを行います。
ただ素振りをするだけでは、練習のための練習になってしまうからです。
実践に近い練習をするためには、ピッチャーの投球動作をイメージして、自分に合ったタイミングの取り方で素振りをしていきます。
シンクロ打法の場合は、ピッチャーの投球動作の沈み込みの部分に合わせ、かかとをタンっと踏み込んでテイクバックに入っていく感じです。
ピッチャーがイメージしにくい時は、テレビ画面にYouTubeなどのピッチャーの投球動作映像を流して、タイミングを取るのもオススメです。
「ピッチャー 投球フォーム 動画」で検索すると、いろいろ出てきます。
↓合わせて読みたいブログ。素振りについて詳しく説明しています。
【バッティング】タイミングの取り方練習方法(トスバッティング)
少し離れたところからボールを投げてもらい、タイミングを取ってトスバッティングを行います。
前から投げられたボールにタイミングを合わせてバッティングをしていくことで、より実践に近づいた練習です。
ピッチャーの投球動作にタイミングを取り、自分のミートポイントまでボールを呼び込み、ピッチャーに向かってボールを打ち返していきましょう。
打ち返したボールがピッチャーの左右にズレてしまったり、バットの芯でボールが捉えられない時は、タイミングがズレてしまっていることになるので、タイミングを修正する必要があります。
トスバッティングに慣れてきたら、ハーフバッティングを行っていきましょう。
家庭や公園などで練習する時は、ピッチャー用のネットがないためピッチャー返しが危ない・ボールがあっちこっちに散らばりボール広いが大変などを考慮し、穴あきボールで練習することがオススメです。
↓野球・バッティング練習用ボール穴あきボール専用メッシュバッグ付き。
【バッティング】タイミングの取り方練習方法(高橋由伸選手直伝)
バッティングのタイミングの取り方の練習方法を元巨人高橋由伸選手がYouTubeで紹介をしていました。
長年野球をしていた私も初めて知った練習方法で、大変参考になると思ったので、ご紹介させていただきます。
↓高橋由伸が編み出したタイミングの取り方YouTube。
【バッティング】タイミングの取り方練習方法(ゲーム感覚)
バッティングのタイミングの取り方をゲーム感覚・遊び感覚で楽しみながら練習できる道具を見つけました。
フィールドフォース社が開発した「タイミングマスター」です。
↓元中日ドラゴンズ井端弘和氏からアドバイスをもらって開発した商品。
YouTube動画。
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まとめ
ここまで、【バッティング】タイミングの取り方とその練習方法について、解説させていただきました。
バッティングに取って、タイミングを取る・合わせるということは、もっとも重要なことの一つになります。
ピッチャーが投げたボールに対し、タイミングが合えば、いくらバッティングフォームが綺麗でなくても、ヒットやホームランが打てる確率が上がるからです。
タイミングの取り方を習得するのに、残念ながら近道はありません。
ご紹介させていただいた練習を実践していただき、タイミングの取り方を身に付けていただけたら嬉しいです。
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