【バッティング】ヘッドが下がる理由&4つの解決方法を解説!

「バッティングのヘッドが下がってしまう理由って何」や「バッティングのヘッドが下がらないようにする方法は無いの」と悩んでいませんか?

バットのヘッドが下がってしまう理由は「ピッチャー側の肘が上がる」「体の開きが早い」「手首の角度が悪い」の3つです。

バットのヘッドが下がる解決方法は「肘を矯正する練習をする」「バットのグリップ始動でスイングする」「手首を鍛える」「ヘッドが下がらない感覚を体に覚えさせる」の4つになります。

この記事を最後まで読んでいただけたら、バッティングでヘッドが下がらなくなる解決方法が見つかるはずです。

詳しく解説させていただきます。

目次

バッティングでヘッドが下がるとは?

バッティングでヘッドが下がるとは「両肩を一直線に結んだ線上よりも、バットのヘッドが地面に向かって落ちていること」です。

ヘッドが下がる理由

ヘッドが下がってしまうのには、いくつかの理由があり、その理由を明確にする必要があります。

理由がわからないと、有効な対策をうっていけないからです。

ヘッドが下がってしまう具体例を3つ紹介させていただきます。

あなたのバッティングフォームに当てはめながら考えてみて下さい。

ピッチャー側の肘が上がる

バットのヘッドが下がる原因として、ボールを打ちに行く時にピッチャー側の肘が上がってしまうことがあげられます。

ピッチャー側の肘が上がることによって、バットのグリップが上がることになるからです。

バットは棒状になっているので、グリップ側が上に上がれば、反対側のヘッドは下がってしまうことになります。

バットの動きに対して、肘の動きがとても重要になってくるという事です。

体の開きが早い

ボールを打ちに行く時に、体の開きが早いのもヘッドが下がる原因となります。

「体が開く=バットに力が伝わっていない」からです。

バッティングをする際、1番力が入る場所は体の正面(おへその前)になります。

力の入らない所でバットを振ると、1番重心のかかるヘッドが下がってしまうのです。

手首の角度が悪い

バットのヘッドが下がる原因として、インパクト時に手首の角度が悪いことがあげられます。

手首の角度が悪いと腕に力が入らないからです。

腕に力が入りやすい手首の角度があります。

手首の角度が悪いと腕に力が入らずに、バットの重みに負けてヘッドが下がってしまうのです。

ヘッドが下がることで起きる悪影響

ヘッドが下がることによって、バッティングに悪影響がでます。

バッティングにとって、ヘッドが下がることは良いことでは無いからです。

悪影響として「打球が飛ばない」「スイングスピードが上がらない」「ミート率が下がる」などがあげられます。

悪影響について、詳しく説明させていただきます。

打球が飛ばない(伸びない)

ヘッドが下がることで、打球が飛ばなく(伸びなく)なります。

バットに力が伝わらず、ピッチャーの球に押し負けてしまうからです。

バットのヘッドが下がる3つの理由いずれも、バットに力が伝わらない状態となります。

そのため、バットにボールが当たっても、力を発揮できずに押し負けて、打球が飛ばなくなってしまうのです。

スイングスピードが上がらない

ヘッドが下がることで、スイングスピードが上がらなくなってしまいます。

スイングしていく際に、力が逃げてしまって、早いスイングを生み出す十分な力が得られないからです。

「ピッチャー側の肘が上がる」→「力は上方向へ力は逃げる」

「体の開きが早い」→「体の外方向へ力は逃げる」

「手首の角度が悪い」→「手首が抜けて力が入らない」

ヘッドが下がるということは、力が逃げてしまっており、スイングスピードが上がらないといった影響を及ぼしているのです。

ミート率が下がる

ヘッドが下がることで、ミート率が低下してしまいます。

ピッチャーが投げたボールに対して、ついていけないボールが増えてしまうからです。

・スイングスピードが上がらないため、早い球にはついていけない。
・高めのボールには、そもそも届かなくなってしまう。

ヘッドが下がってしまうと、ピッチャーのボールについていくのは、難しくなってしまいます。

ヘッドが下がる改善方法

ここまで、ヘッドが下がる理由やヘッドが下がるデメリットが理解できてきたかと思います。

それでは、ヘッドが下がらないようにするためには、どのようにしたら良いか、その改善方法について解説させていただきます。

肘を矯正する練習をする

ボールを打ちに行く時に、ピッチャー側の肘が上がってしまう人に有効的な練習方法になります。

ピッチャー側の手だけでバットを持ち、反対側の手で肘が上がらないように、自分の体側に抑えながらスイングをしていきます。

肘を上げずにミートポイントまでバットを出してくる感覚や体の使い方を自分の体と頭に叩き込むことが大切です。

力が無い時に重たいバットで練習しようとすると、余計にフォームを崩してしまうといった、逆効果になることがありますので、注意が必要です。

普段のバットを短く持って振る力がある人は、それでも問題ありませんが、力負けしてしまう人には、片手バットで練習することをオススメします。

肘を抑えてある程度、動きが確認できたら、抑える手を外して片手で振ってみましょう。

抑える手を外して片手で振れたら、普段のバットを使用して両手で振ってみましょう。

段階を踏んで繰り返し行っていくことで、悪いクセが矯正されていきます。

バットのグリップ始動でスイングする

改善方法として、トップからスイングに入る時に、バットのグリップ始動を意識するのも効果的になります。

バットのグリップの動きを意識することで、いろいろな動きを抑制できるからです。

トップからスイングに入る時に、1番初めにバットのグリップエンドを外角低めに向かって出してみて下さい。

そうすることで、肘は下がり・体の開きは無くなり、ヘッドが立った状態でスイングができます。

手首を鍛える

改善方法として、手首の筋力を鍛えることも効果的になります。

そもそも筋力が足りずに、理想の形を作れていない可能性があるからです。

手首(リスト)を鍛えることで、バットの重さに負けない、理想の手首の形を作っていきましょう。

手首(リスト)の力は、野球のいろいろな場面で活きてきます。

しっかり鍛えることで、バッティング・ピッチング・送球などのパフォーマンスが上がります。

ヘッドが下がらない感覚を体に覚えさせる

感覚を覚えさせていく方法として、素振り・ティーバッティングをオススメします。

正しい形がしっかり身に付くまでは、自分のフォームを意識できる練習方法が良いからです。

①素振りの方法

  1. クセになってしまっている部分をより強く意識して、矯正するように片手でスイング。
  2. 正しい形に慣れてきたら、両手でゆっくりスイング。
  3. 正しい形が身に付いてきたら、両手で普通にスイング。

    ※1~3の動きを繰り返し行って、正しい形を身に付けていきましょう。

②ティーバッティングの方法

ティーバッティングは、素振りである程度正しい形ができた段階のステップアップ(ボールに対しても正しい形でアプローチできるか)の意味合いで行いましょう。

  1. クセになってしまっている部分をより強く意識して、矯正するように片手で打つ。
  2. 正しい形に慣れてきたら、両手で打つ。
  3. 正しい形が身に付いてきたら、両手で普通に打つ。
  4. 1~3の動きをひたすら繰り返し打つ。

まとめ

今回、バッティングヘッドが下がる理由&4つの解決方法について解説させていただきました。

バッティングの時に、バットのヘッドが下がってしまう理由としては、「ピッチャー側の肘が上がる」「体の開きが早い」「手首の角度が悪い」の3つです。

解決するためには、あなたのクセを矯正する必要があります。

紹介させていただいた練習道具と練習方法で、効率的に改善していきましょう。

本記事の内容が、あなたの少しでもお役に立てたら嬉しいです。

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