「バッティングで必要な動体視力ってどうやって鍛えるの?」や「動体視力を鍛える練習方法ってあるの?」と悩んでいませんか?
私の息子は5歳(保育園年中)の頃から、ピッチャーが投げたボールやバッティングセンターで80km/h・90km/hのボールを打ち返しています。
私の息子が、5歳でも前から投げられたボールを打ち返せる理由は「幼少期から動体視力を鍛えていたから」です。
この記事では、私の息子が5歳の頃から、前から投げられたボールを打ち返せるようになった練習方法やビジョントレーニングについてご紹介させていただきます。
本記事の内容では、あなたが動体視力を鍛えて、バッティングでヒットやホームランをたくさん打てるようになるよう参考にしていただけたら嬉しいです。
↓合わせて読んで欲しい記事。バッティングに必要なことがわかります。
【バッティング】にとって必要な動体視力
バッティングにとって、動体視力は重要な能力の一つになります。
速く動くもの(ピッチャーから投げられたボール)を高い動体視力により、素早く見極める必要があるからです。
ピッチャーが投げたボールがバッターに到達するまでの時間は、おおよそ0.5秒と言われており、それだけ短い時間で100km/h以上の速い球を見極めなければなりません。
バッティングにとって、高い動体視力はボールをバットで捉えていくだけでなく、ストライクかボールを見極める「選球眼」という面でも重要になってきます。
【バッティング】にとって必要な動体視力とは
動体視力とは「動いている物体を視線を外さずに持続して識別する能力」のことを言い、動体視力を鍛えることで、脳から筋肉への伝達時間が短縮され、瞬発力を高めることにもなります。
バッティングをする時は、動いている物体を識別し、その結果を脳から筋肉へ伝達して、瞬発的にボールをバットで捉えていくことの繰り返しです。
ピッチャーが投げたボールの多彩な変化球やストライクゾーンの見極めなどを正確に行えるようになる必要があります。
動体視力を鍛えることで、瞬発力が高まるや選球眼が良くなるといった効果が得られ、結果的にヒットやホームランを打てる確率が上がるということです。
動体視力が鍛えられる時期
動体視力を鍛える時期は、年齢が早ければ早い方が大きな効果が得られます。
動体視力は、10歳までに急速に発達すると言われており、それ以降は発達が鈍化すると言われているからです。
私の息子は、2歳の頃から動くボールを目で追う遊びを始め、2歳7ヵ月の頃には動くボールをバットで打つということを行い動体視力を鍛えることをしていました。
その結果、動体視力が鍛えられ、5歳10ヵ月で初めて行ったバッティングセンターで、いきなり90km/hのボールをバットに当てることができるようになったのです。
【バッティング】に必要な動体視力の鍛え方
動体視力の鍛え方として、ゲーム性や遊び感覚の要素を取り入れながら行うことをオススメします。
動体視力を鍛えるには、反復練習が多くマンネリ化してしまう可能性があるからです。
トレーニングとして単純な作業を繰り返し行うことよりも、ゲーム・遊び感覚で取り組んでいる間に、自然と能力が鍛えられていく方が良いですよね?
私の息子もトレーニングをしている感覚ではなく、遊びの中にトレーニング要素を組み込み、気付いたら動体視力が鍛えられるということを意識して行いました。
どのような練習を行ったか、ご紹介させていただきます。
動体視力を鍛える練習方法(紐で吊るしたボールを打つ)
↑実際に息子が練習している写真です。
新聞紙を丸めたものをガムテープで巻き、紐にくくり付けて、上から吊るしたものを繰り返し打つことで、動体視力が鍛えられます。
自分が打ったボールが自分のところへ戻ってくる時に不規則な動きをするため、ボールに対する対応力もつくということです。
バットがボールに当たっても、空振りしても自分のところにボールが帰ってくるため、ずっと打ち続けられることと、「ボールを打つという感覚」より「飛んできた敵を倒す」といったゲーム・遊び感覚で楽しむことができます。
私の息子はこの練習(遊び)を2歳7ヵ月のころから行って、幼少期に前から投げられたボールをバンバン打つことができるようになりました。
動体視力を鍛える練習方法(バウンドボール)
動体視力を鍛えるようの道具です。
いびつな形をしたボールをバウンドさせ、その動きをしっかりと目で追いボールをキャッチすることで、動体視力を鍛える練習になります。
いびつな形をしたボールなので、バウンドが一定ではなくイレギュラーをするため、簡単に取ることができません。
不規則なバウンドが、予想外で楽しいらしく遊び感覚でキャッキャッ言いながら、楽しみながら動体視力を鍛える練習を行っています。
動体視力を鍛える練習方法(ボクシングリフレックスボール)
野球のバッティングとは少し違うかもしれませんが、動体視力を鍛える練習として楽しみながら練習ができるのでオススメしたいです。
ファミリーパックになっているので、家族で楽しむことができます。
子供も親と一緒に楽しめることで、より練習をたくさんしますし、以外に親の方もハマってしまっている感じです。
誰が一番多くできるかなど、ゲーム性を持たせて行うと大盛り上がりで、動体視力を鍛える練習をすることができます。
動体視力を鍛える練習方法(ビジョントレーニング)
ビジョントレーニングとは、ものを目で捉える力を高め、見たものを正しく認識したり、体を自分のイメージ通りに動かしたりする機能を高めるトレーニングのことです。
ビジョントレーニングで5つの能力が鍛えられます。
- 素早く目を動かし、見たいものを見られるようになる。
- 左右の目のバランスを整える。
- 見たものを認識し、記憶しやすくなる。
- 目と体を協調して使えるようになる。
- 周辺視野を広げることができる。
ビジョントレーニングは、6~13歳の間に視機能を鍛えるトレーニングとされていますが、20歳ごろまでは、ビジョントレーニングによって動体視力も鍛えることができます。
視機能のベース作りのために、小さい頃からトレーニングしておくといいでしょう。
ビジョントレーニング紹介(初級編)
ビジョントレーニングは手の指を使って簡単に行うことができます。
両手の親指を立て、左右・上下・前後と開き、その親指を交互に目線を切り替えるといった方法があります。
プロ野球のチームでも実践している練習方法です。
動体視力を鍛えることや練習・試合前の目のウォーミングアップとして役立ちます。
↓ビジョントレーニングを詳しく説明してくれている記事を紹介させていただきます。
【必見保存版】野球選手に効果的なビジョントレーニング5選|やり方とポイント解説 | ブログ | Athleteworks(アスリートワークス)
ビジョントレーニング紹介(応用編)
先ほど紹介させていただいた初級編のトレーニングで、目が鍛えられたら徐々に難易度を上げてトレーニングをしていきましょう。
難易度を上げてトレーニングをしていくことで、より多くの機能が鍛えられるからです。
応用編のビジョントレーニングでは、「周辺視野」という機能を鍛えるトレーニングを紹介させていただきます。
周辺視野とは、目を動かさないで一点を見る固視点を中心として、約30度以内の視野を「中心視野」それよりも外側もことを言います。
バッティングでは実際、早い球を目で追うことは困難なため、周辺視野を鍛えることで、ぼんやりと全体を見ながらでもピッチャーが投げたボールをバットでしっかりと捉えていくことができるようになります。
↓周辺視野を鍛えるビジョントレーニングを詳しく説明してくれている動画を紹介させていただきます。
まとめ
ここまで、【バッティング】動体視力を鍛える練習方法について紹介させていただきました。
動体視力は、早い球を目で追うバッティングにとって必要不可欠なものと言えます。
また、ビジョントレーニングを行うことによって周辺視野を鍛えるなど、バッティングの際によりバットでボールを正確に捉えることができてきます。
この記事が少しでも参考になり、みなさんのバッティングが向上することを願っています。
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