「野球で完全試合と聞いたけど何のこと」や「完全試合の達成条件は何」と悩んでいませんか?
完全試合は、2022年4月10日に千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希(ささきろうき)投手が、対オリックスバファローズで達成したことでも話題になりました。
今回の記事では、完全試合とは何か?達成条件についても徹底解説させていただきます。
完全試合とは
完全試合とは、野球の試合で相手チームのバッターを1度も出塁させずに勝利することです。
投手に完全試合が記録されるためには、1人の投手が完投(最後まで投げ切ること)する必要があります。
少年野球であれば7回(打者21人)、中学生以上であれば9回(打者27人)の出塁を許さずに、すべて凡退(アウト)にするということです。
投手にとって、1番難しい記録になります。
延長戦になった場合
7回 or 9回までに勝負がつかなくて延長戦になった場合は、先発した投手がそのまま記録を継続して勝利すれば、完全試合達成となります。
しかし、タイブレーク(無死1,2塁から試合をスタートするなどの特別ルール)になってしまった場合には、参考記録となってしまいます。
勝利することが条件となるため、引き分けてしまった場合も参考記録となります。
また、コールドゲーム(得点が大差となり7回 or 9回を待たずにゲームが成立する)の場合も参考記録となります。
投手を継投した場合
投手を途中で交代して、2人以上の投手の継投で達成した場合には、記録上投手に完全試合は記録されません。
1人の投手が完投して、勝利することが条件の1つだからです。
完全試合達成条件
完全試合の達成条件を簡潔にまとめて紹介させていただきます。
大前提としては、先述させていただいた通り、バッターを1人も出塁させずに勝利することです。
バッターを1人も出塁させない
バッターを出塁させないということは、
- 四死球を出してはいけない
- 味方の失策で出塁を許してはいけない
- 振り逃げで出塁を許してはいけない
- もちろん、ヒットやホームランを許してはいけない
ということです。
投手だけでなく、守備についている野手にも、物凄いプレッシャーのかかる記録になります。
試合に勝利をする
試合に勝利するということは、
- 延長の末、引き分けでは成立しない
- 日没で没収試合では参考記録
- 雨などにより試合が不成立の場合は参考記録
ということです。
試合に勝利しても参考記録になってしまうこともあります。
- 大差や雨でコールドゲームで勝利
- 延長戦でタイブレークのすえ勝利
まとめ
今回の記事では、【野球】完全試合とは?達成条件を徹底解説させていただきました。
完全試合とは、野球の試合で相手チームのバッターを1度も出塁させずに勝利することです。
達成条件は、ヒットやホームランはもちろん、四死球、失策などでのバッターの出塁も許されない、とても難しい記録になります。
完全試合を達成した人は、とてもすごい記録ですね。
本記事の内容が、あなたの少しでも参考になれば嬉しいです。
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