【野球】打率の計算方法を簡単解説

「野球で打率と聞くけど、どうやって算出するの」や「打率って何」などと悩んでいませんか?

野球の打率の意味や打率の計算方法について、簡単に解説させていただきます。

本記事を読んでいただいたら、打率の意味や計算方法について理解できると思います。

目次

打率とは?

野球でいう打率とは、安打数÷打数で計算される打撃の成績の1つです。

打率は、歩合(割・分・厘・毛・糸)で表現され、10割に近い程、成績が優秀とされています。

プロ野球では、3割打者(10回打席に立って3本安打を放つ)が1つの指標となっており、3割以上打つ打者が優秀とされています。

年間で最も打率が優れている打者は、首位打者として表彰されるのです。

打率の計算方法

打率は、安打数÷打数で計算します。

打数とは、打席数から「犠打・犠飛・四死球・打撃妨害・走塁妨害」を除いた数のことです。

10打数3安打の場合、3÷10=0.300となり、打率が3割ということになります。

16打数7安打のように、7÷16=0.4375となった場合は、小数点第4位を四捨五入して、小数点第3位まで0.438と表現されるのです。

この場合、4割(わり)3分(ぶ)8厘(りん)と読みます。

もし、厘までの数字が同じだった場合には、小数点第4位の数字、毛(もう)で順位を決めることがあります。

プロ野球では3割打者が優秀とされる

プロ野球(NPB)では、3割打者(3割以上の確率で安打を放つ打者)が優秀とされる1つの指標となっています。

7割凡退しても優秀とされる程、打撃が難しいということです。

NPBでは、阪神タイガースのランディバース選手が記録した、0.389が歴代最高記録で0.400を超えた打者は1人もいません。

近年(2024年)では、投手のレベルが上がったせいか、セリーグ・パリーグともに首位打者が3割1分台と、いかに打率を残すことが難しいかが伺えます。

打率を上げる方法

好打者の指標の1つの打率をどうやって上げればいいのか?

打率を上げるには、安打数を増やせばいいのですが、安打数を増やすことは簡単なことではありません。

ここでは、打席に立つときに意識することで、打率向上に繋がる方法を紹介させていただきます。

ボール球を振らない

打率を上げるためには、ボール球を振らないことが重要です。

その理由は2つ。

  • ボール球を振らないことで、四球が増え打率を計算する分母(打数)を減らすことができます
  • ボール球は、ヒットにするのが難しいので、ボール球を振らずにストライク球を打っていくことで、安打数が増える可能性が上がります

「打ちたい気持ちを抑える」や「選球眼(ストライクとボールを見極める目)を鍛える」ことによって、ボール球を振らないことが身に付きます。

コースに逆らわず打つ

打率を上げるためには、投手が投げてきたボールのコースに逆らわず、その方向に打っていくことが大切になります。

コースに逆らうことは、無理が生じヒットにすることが難しいからです。

コースに逆らわないということは右打ちの打者なら、

  • インコースを左側(サード・ショート・レフト)に向かって打つ
  • 真ん中を中側(センター)に向かって打つ
  • アウトコースを右側(ファースト・セカンド・ライト)に向かって打つ

そうすることで、投手の投げたボールに対して無理がなくなり、鋭い打球が飛ばせる確率が増えます。

結果、安打数が増え打率が向上する可能性が上がるのです。

まとめ

今回の記事では、【野球】打率の計算方法を簡単解説させていただきました。

打率とは、安打数÷打数で計算される打撃の成績の1つです。

打率は、安打数÷打数で計算します。

打数とは、打席数から「犠打・犠飛・四死球・打撃妨害・走塁妨害」を除いた数のことです。

打率を計算することで、自分や選手の打撃成績を見える化することができます。

打撃成績を確認しながら、モチベーション向上や打撃改善に繋げていけるといいですね。

本記事の内容が、あなたの少しでも参考になれば嬉しいです。

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