【少年野球時代の後悔】後輩に伝えたい野球上達のための2つのポイント

「少年野球時代にやっておいた方がいいことってあるの」や「自分の子供には、後悔のない少年野球時代を過ごして欲しいな」などと悩んでいませんか?

私は、大学まで野球をやってみて、レベルの高い選手との差を痛感し、少年野球時代まで遡って野球人生をやり直したいと感じました。後悔先に立たずです。

そんな少年野球時代の過ごし方を絶賛後悔中の私が、少年野球時代に「もっとこうすれば良かった」「もっとああしとけば良かった」と後悔していることを紹介させていただきます。

この記事では、皆さんのお子さんが少年野球時代を振り返った時に、少しでも後悔しないように参考にしていただけたら嬉しいです。

目次

後悔、先に立たず!
後悔しないために、このことは知っておいて下さい!

自分が所属していたスポーツ少年団は、「楽しく野球をやる」を目的として、日頃から活動をしていました。

そのため、毎週末に行われる試合が楽しみで仕方ありませんでした!
(練習は少し苦手でしたが)

ただ、今思えば「楽しい=好きなことだけやる」「楽しい=楽」といった意識になっていました。

なので、その後、中学→高校→大学と野球のレベルが上がるにつれて、野球を楽しめなくなってしまいました

何かに本気で取り組もうと思った時に、そのことを楽しめないということは、いつか限界がきてしまいます。

自分は夢がプロ野球選手でしたので、野球を辞められないから続けていたという状態でした。

そのような状態で、野球に取り組むのと、楽しみながら野球に取り組むのとでは、もちろん、楽しみながら取り組めた方が、成長のスピードも違いますし、キツイ・ツライことも苦にならずに、取り組んでいけます。

いわゆる野球が好き、という状態ですね。

その代表例として、今メジャーリーグで大活躍をしている、大谷翔平選手が挙げられるのではないでしょうか。

彼が野球に取り組む姿は、「本当に野球を楽しそうにやっている」「本当に野球が好きというのが伝わってくる」感じがしますね。

では、大谷翔平選手のようになるためには、どうすれば良かったのでしょうか?

それは、野球を始めたばかりの、少年野球時代の取り組みが重要です。

自分が思う、少年野球時代にもっとこうすれば良かったと思った経験を基に、野球上達のための2つのポイントを解説させて頂きます。

あとで後悔しないためにも、少年野球時代に野球上達のためのポイントを抑えておきましょう。

少年野球時代の取り組みによって、それ以降の野球人生に大きく関わってくるからです。

野球に対しての考え方や取り組み方の基礎を身に付けることによって、それ以降の考え方や取り組みが変わってきて、他の選手との大きな差となります。

野球人生において、少年野球時代の過ごし方が重要となってくるのです。

自分の経験上、野球は知れば知るほど(自分がいろいろな知識を得るほど)、楽しくなっていきます。

それは、野球以外のことにも共通することですね。

例えば勉強でも、いろいろな知識を得て、難しい問題を解けるようになってきたりすると、楽しくなってきますよね。

それと同じように、野球のルールや戦略がわかり、自分でいろいろ状況判断ができるようになってくると、野球が楽しくなってきます。

また、それをチームメイトに教えたり、などが出来てきたら、より楽しく感じることができます。

ただ、少年野球の時代から、そこまでのことを求められるか、というと少し難しいかもしれません。

なので、少年野球の頃は、自らが何かの媒体で、野球の知識を得るという事を知る、ことが出来るといいでしょう。

自分は、自らの意思で野球の知識を得ること、を知った(実感した)のは、高校生の時でした。

同級生が、野球雑誌でプロ野球選手の連続写真を見て、フォームの勉強をしていました。

これに感銘を受けました。

自分はそれまで、野球は監督やコーチ、先生に教わるものだと思っていました。

それを見た時に、野球を自ら学ぶということを学びました。

今の時代でしたら、本でもテレビでもパソコンでもSNSでも、いろいろな媒体から野球を自ら学ぶことができます。(もちろん身近な人のプレーを見るのも良いですね)

そういった、誰からか教わって知るだけではなく、自ら知識を得るということを知っているだけでも、後の野球人生が変わってくることでしょう。

少年野球時代には、親の手助けがかなり重要になってきます。

大谷翔平選手は少年野球の時に、試合の結果に対し、「どのようにすれば良かったのか」「そのために今後どのような取り組み(練習)をして行けばいいのか」を自ら考え、野球ノートにまとめていたそうです。

それに対し、大谷選手のお父さんが、コメントを返していたとのことです。

親として、子供のフォローをしっかりしていきたいですね。

大谷翔平選手はいつでも高い目標を持ち、それに向かって努力をし続けています。

前人未踏の記録を達成しても、満足することなく、もっと野球が上手になりたい。

そんな気持ちを持ち続けていて、その過程を楽しんでるようにすら感じますね。

自分の少年野球時代は、ホームランが打てた嬉しい、打てなかった悔しい、くらいで終わってた気がします。

少年野球時代に現状に満足せず、「もっと上手くなりたい」という気持ちが少しでも持てていられれば、その後の野球に取り組む姿勢が変わってきた気がします。

どうやって向上心を鍛えるかというと、①野球の知識を深める(方法を知っておく)で、説明したことと少し重なってしまうことも多いですが、現状の結果だけで良かったね、ダメだったね、で終わってしまうのではなく、「こうすればもっと良くなった」、「そのためには、こうしていこう」といった、

現状を知る→改善点を見つける→改善するための対策を考える→実行する

を繰り返す習慣をつけることが大切です。

そこに加えて、目標を立てながらクリアしていけると、「小さな成功体験」を積み上げられることで、モチベーションも維持しやすくなるでしょう。

以上、2点のことが少年野球時代に、少しでもできていると、後の野球人生が大きく変わってきます。

今回、【少年野球時代の後悔】後輩に伝えたい事と野球上達のための2つのポイントについて解説させて
頂きました。

野球上達のための2つのポイントは、

  • 野球の知識を深める(方法を知っておく)。
  • 向上心持ってその過程を楽しむ。

でした。

この2つのポイントをおさえることができれば、こんな効果が期待できます。

  • 野球に対して考えてプレーをする習慣がつく。
  • 自分のプレーを復習することで良かった点、改善点が明確になる。
  • 自分が描くプレー像とやるべきことが明確になる。
  • 向上心が鍛えられる。
  • 自分で目標を決め、そこに向かって努力する力がつく。

いずれも少年野球の時代では、難しいことかもしれません。

ただ、僕は子供の頃にそれを少しでも知っていれば、知ることができていれば、野球人生が大きく変わったと思います。

それを可能にするのは、環境です。

勉強で宿題や自主学習という方法を教えるのと同じように、野球も自分で学ぶ方法を教えてあげることができれば、自分で学べる環境を整えてあげられることができれば、少年野球の時代からでも可能です。
(例えば、本やSNSをいつでも見られるようにしておく、子供と野球に関する交換日記を行うなど)

子ども自身だけでは、実行することが難しいと思いますので、親御さんのサポートが重要になってきます。

一緒になって勉強して、習慣付けをして、成長を実感して、喜びを分かち合って、成長していけるといいですね。

自分が「自ら野球を学ぶ」に気付いたのは、高校時代でした。
その時、自ら野球を学んでいた同級生を比べて、自分は野球に対して、出遅れていると感じました。
何事もスタートは早い方が有利です。

皆さんのお子さんが、あとで振り返った時に後悔しないよう、小さい頃から、しっかりサポートしていきましょう。

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