野球のトレーニングとして水泳は有効?4つの理由

野球のトレーニングとして、水泳を取り入れようと思っているけど、有効なの?どんな効果があるの?と悩んでいませんか?

私も現役時代に野球のトレーニングとして水泳を取り入れていました。

この記事では、私が実際に野球のトレーニングとして水泳を取り入れて実感した効果をご紹介させて頂きます。

本記事の内容では、私が感じた野球のトレーニングとして水泳が有効かどうかの参考にしていただけたら嬉しいです。

目次

野球のトレーニングとして水泳が有効な理由の1つ目は、全身の筋力をバランスよく強化できることが挙げられます。

私も肩回りや足腰の筋力が鍛えられている実感がありました。

私が高校3年の時に野球のトレーニングとして水泳を取り入れて、実際に遠投での距離や打撃の飛距離が伸びた経験があります。

私が実感した、水泳によって鍛えられる筋力と野球のパフォーマンスとの関係性を紹介させていただきます。

野球のプレーをする際に必要な、肩回り・背筋・リストの筋力が鍛えられます。

肩回りはボールを速く・遠くへ投げる際に必要で、背筋やリストは、ボールを投げる・打つ際に、強く・速く飛ばす際に必要とされる筋力です。

他のチームメイトでも、水泳経験者は多く、その選手のほとんどが肩・背筋・リストが強い傾向にありました。

私はそういった経験からも、水泳は野球のトレーニングとして有効だと実感したのです。

野球のプレーをする際に必要な、足腰(特にモモ)の筋力が鍛えられます。

足腰の筋力は、野球のすべてのプレーで土台となり、必要な筋力です。

私も野球のトレーニングとして水泳を取り入れてから、モモ回りが太くなったことを実感しました。

水中で行うため体への負担も軽減でき、ケガのリスクを減らしてトレーニングすることができます。

野球のトレーニングとして水泳が有効な理由の2つ目は、腕や足の関節の可動域をupされることが挙げられます。

水泳は、手で水をかく・足で水を蹴る際、腕や足を大きく使います。

腕や足を大きく使うことで、腕や足の可動域を広げる効果が、期待できる。
(可動域とは、腕などの関節を広い範囲で動かせること)

可動域が広くなることで、期待できる効果を2つ紹介させていただきます。

関節の可動域をupすることで、ピッチャーなら早い球が投げられる!バッターなら、ミートポイントが広がる!などに繋がります。

「関節の可動域が広い=関節が柔らかい」ことで、可能な動きも多くなり、プレーの幅が広がるということです。

大谷翔平選手の肩甲骨(肩周り)がとても柔らかく、両肘を体の前まで持ってくることができるというのは、有名な話ですよね。

大谷翔平選手が、関節の可動域の広さ・柔らかさが、ピッチャー・バッターで力を発揮するための必要性を証明してくれている気がします。

「関節の可動域が広い=関節が柔らかい」ということは、ケガがしにくい体になるとも言えます。

関節の可動域がupすることで、野球の投げる・打つ・守る動作を無理なく行うことができるということです。

私も股関節が硬く、痛めることがよくありましたが、平泳ぎの蹴りの部分を大きく動かすことを意識して行い、股関節の可動域が広がり痛めることがなくなった経験があります。

私はその経験から、関節の可動域を広げ、柔らかくすることでケガがしにくい体になることを実感しました。

野球のトレーニングとして水泳が有効な理由の3つ目は、体力が付くことが挙げられます。

水中で行うため、酸素の摂取量が限られた中で運動を行うことになるからです。

私も野球の試合でツーベースを打ったあと、息が整うのが水泳トレーニングを取り入れる以前よりも早くなったことを実感しました。

実際にどういった体力が付くのか詳しく説明させていただきます。

肺活量がつくとは、「息切れしにくい体」のことを言います。

肺活量が増えることで、酸素を体の中に効率的に取り入れることができ、全身の細胞に十分な酸素が行き渡り、体力が向上し疲労を軽減することができるのです。

野球の試合でベースランニングなど、激しい運動をした後にピッチャーならマウンド・野手なら守備につく時に、早く息が整います。

前に行ったプレーが後に影響せず、安定したパフォーマンスに繋がりますね。

持久力が付くことによって長い時間、高いパフォーマンスを発揮することができます。

持久力が付いた体は、疲れにくいからです。

ピッチャーであれば長いイニングを投げられる、野手であれば打って・守って・走ってを1試合通して全力プレーできる。

私も持久力が付いてきた時は、野球の試合の終盤でも足が動く感覚がありました。

野球のトレーニングとして水泳が有効な理由の3つ目は、水泳をトレーニングとして打ち込んでいく中で、精神力が鍛えられるや気分転換になることが挙げられます。

水泳トレーニングの中で、自分を追い込む必要があることと、普段とは違った環境で行うからです。

私も高校3年の時、実際に精神面が強化されたことを実感しましたし、たまにやる水泳のトレーニングは気分転換になっていました。

精神面と気分転換について、もう少し詳しく説明させていただきます。

水泳をトレーニングとして行うと多くは、同じコースを一人で淡々と泳ぐといった孤独との闘いになり、そのトレーニングをやりきることでメンタルが鍛えられます。

トレーニングとして、ひたすらに泳ぎ続けることは、誰しもがそう簡単にできることではないからです。

私は50mを50本や50mを30秒以内に泳ぐなど、目標を決め、達成できるように取り組んでいました。

少し困難な目標を設定し、達成しきることで、やり抜く力・強いメンタルが身についたように思います。

陸上での競技をやっている人にとっては、「あるある」だと思いますが、たまにやる水中でのトレーニングは、いつもと違った感覚で気分転換になります。

毎回同じ陸上でのトレーニングではなく、違った環境でのトレーニングが、マンネリ化を防いでくれるからです。

私も同じ持久力を鍛えるトレーニングでも、走り込みよりも水泳でのトレーニングの方がテンションが上がった経験があります。

毎回同じトレーニングにマンネリ化してしまっている人に、1つの選択肢として参考になれば嬉しいです。

全身をバランス良く鍛えられますし、体への負荷も比較的少ないことも、大きなメリットです。

また、心肺機能の強化や、メンタル面の強化にも繋がるなど、多くのメリットがあります。

いまや野球選手に限らず、多くのスポーツ選手が水泳をトレーニングとして取り入れています。

スイミングスクールに通わせなくても、市営のプールなどであれば、1回数百円で泳ぎたい放題という施設もありますので、低コストでトレーニングを行うことが可能です。

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