「野球をやっている子供をどこの学校に進学させようか」や「子供を野球部の強豪校に行かせるのは不安」と悩んでいませんか?
私も高校・大学時代と野球部強豪校に進学をして、現役生活を過ごした経験があります。
この記事では、高校・大学時代を強豪校で過ごした私が、強豪校で実際に経験して「強豪校に行くべき」理由を紹介させていただきます。
本記事の内容では、あなたが野球部の進学先を決める時の参考にしていただけたら嬉しいです。
↓強豪校に行くためには、それだけの実力が必要です。バッティングスキルアップのために、合わせて読みたい記事。
野球部強豪校に行くべき理由
学生時代に強豪校で野球をしてみて、上を目指すならやはり強豪校への進学をオススメします。
強豪校の方が、上に行ける可能性が高いからです。
ここで言う上とは、
- 高校野球であれば甲子園出場、有名大学への進学、プロ野球選手になる。
- 大学野球であれば明治神宮大会出場、有名企業への就職、プロ野球選手になる。
上に行ける可能性が高いという理由を説明させていただきたいと思います。
強豪校には経験のある指導者がいる
強豪校(特に私立校)には、長年指導者を務め経験豊富な指導者がいる傾向にあります。
強豪校(特に私立校)になるためには、素晴らしい指導者が必要不可欠だからです。
経験豊富な指導者の方は、いろいろな経験を得て試行錯誤しながら、徐々に「采配面」「練習の内容」「指導方法」などが構築されていきます。
そのため、経験や実績のある指導者がいることで、強豪校は「采配面」「練習の内容」「指導方法」などが洗礼されていることが多いです。
強豪校は設備が整っている
強豪校(特に私立校)は設備が整っています。
強豪校はそのクラブ(部活)に力を入れていることが多いので、設備にもお金をかけてくれているからです。
例えば、「グランドが(ナイター設備など)しっかりと整っている」「雨天練習場がある」「トレーニング設備が整っている」などがあげられます。
やはり設備が整っている方が、練習に専念することができ、能力をアップさせることに直結するものです。
強豪校は試合の勝ち方を知っている
たくさん勝っているから、強豪校と呼ばれます!
勝つための戦術、勝ちを意識した練習、勝ちに対しての貪欲さなど、勝ちへの意識が高いです!
そのため、地方の大会を勝ち抜き、上位の大会に出場する可能性が高くなります。
上位の大会に出場していく事で、
- 多方面への知名度があがる。
- その経験でしか得られない経験ができる(緊張感、強い相手に対して勝ち抜くなど)。
- 自信がつく。
勝負の世界では最終的には勝つことが目的で、選手としてチームの勝ちに貢献することが必要となります。勝ち方を知っている事で、チームの勝ちに貢献できる可能性がグッと高まります。
すなわち、チームにとって必要な選手になれる可能性が高まることになるのです。
団体競技だと、それを一人で感じて見つけるというのは、とても難しいですそのため、チーム全体がそういった意識を持っている環境に、個人の身を置くことが1番有効的だと感じます。
強豪校には優秀な選手が集まりやすい
私が強豪校をオススメしたい理由として、この理由が1番大きいかもしれません!
強豪校はいろいろな魅力があるし、選手のスカウトを積極的に行っているため、優秀な選手が各地方などから集まってきます。
私も現役時代に、先輩・同級生・後輩からいろいろな刺激を受け、「練習への取り組み方」「野球に対する知識量」「私生活の意識の高さ」などを学びました。
現代ではインターネットやSNSの発達などにより、プロの選手などの練習方法や考え方、動作やホームなどを簡単に見られるようになりましたが、映像を見たり・話しを聞いたりする情報よりも本人が体感することには何倍もの効果があります。
しかも、プロの選手など遠い存在よりも年の近いチームメイトから受ける刺激はとてもリアルなことに感じ、目標にしやすくなります。
野球部強豪校卒業後のメリット
野球部強豪校に行くと在学中だけでなく、卒業後にもメリットがあります。
「野球部強豪校に進学する」や「野球部強豪校でレギュラー・ベンチ入りを獲得する」ことは、簡単ではなく努力が必要だからです。
野球部強豪校に進学することやレギュラー・ベンチ入りを獲得するために努力したことで、自分の力も付きますし、周りの人からも認めてもらえるようになります。
私が実際に感じたメリットについて紹介させていただきます。
努力をする力が身に付く
野球部強豪校に進学・卒業することで、努力をする力が身に付きます。
先述した通り、野球部強豪校に進学することも強豪校に身を置いてやりきることも簡単なことではなく、努力が必要だからです。
1つのことを極めるためには、どんなことにも努力することが大切で、またそれを継続し続ける力が必要になります。
自分なりに目標を決め、その目標に向かっていく過程で努力していくことで、その力が身に付いていくのです。努力をする力は、努力をしたことある人にしか身に付きません。
社会人になってからも、努力が必要になる場面がたくさんあります。
努力の仕方を知っている人は、大きなアドバンテージになります。
自信が付き困難を乗り切る力が付く
強豪校に進学・卒業することで自信が付き困難を乗り切る力が付きます。
強豪校で過ごした経験が何にも代えがたい経験だからです。
私が強豪校で経験したことは、「日々の練習」「試合でのプレッシャー」「上下関係」のどれを取っても厳しいものでした。
それを乗り越えたことが、今では自分の自信となり、社会人になってからは強豪校で経験した以上の困難に出会ったことがありません。
困難に感じたことがないと言った方が正解かもしれないです。
進学や就職に有利
強豪校は卒業後の進路も有利に働くことが多くあります。
強豪校には、有名大学に進学や有名企業に就職する人も数多くおり、その大学や企業にパイプができていることが多いです。
そのため、有名大学や有名企業への推薦が取りやすくなります。
卒業後の人生の方が長いので、卒業後の人生設計をしながら、進学先を選んでいくことも方法の1つではないでしょうか。
強豪校出身というだけで可愛がってもらえる
強豪校出身というだけで、可愛がってくれる先輩が多いと思います。
私が一般企業に一般で就職したあと、実際に経験をしたからです。
自分から名乗らなくても「○○高校出身だって?すごいな」などと、会社でも地元の地域でも一目置かれる機会があります。
それだけ、強豪校に行くということは大変なことなんだと実感しました。
強豪校に行くデメリット
強豪校に行くことにもデメリットが存在します。
もちろん良いことばかりでは無いからです。
私が感じた強豪校に行くデメリットを紹介させていただきます。
強豪校に行くかの選択の参考にしていただけたら嬉しいです。
試合に出られる機会が減る可能性が高い
強豪校に行くことで、試合に出られる機会が減る可能性が高くなります。
強豪校に行くということは、ライバルの力も強くなる可能性が高く、競争が激しい可能性が高いからです。
野球には、レギュラー・ベンチ入りを獲得できるメンバーに限りがあり、全員が獲得できる訳ではありません。
強豪校に行くことで、その争いは激化し、その中で勝ち取るのは簡単なことではないのです。
環境が厳しく挫折してしまう可能性がある
強豪校に進学後、環境が厳しく挫折してしまい、野球部を退部してしまう人も少なくありません。
強豪校は、練習やレギュラー争いが厳しいだけでなく、伝統や規律・上下関係といったものが厳しい傾向にあるからです。
そういった環境を乗り越えていくことで、精神面が鍛えられていくというのも少なくはありません。
最近では、時代の流れから上下関係など厳しくなくなってきている学校も多いと聞きます。
どの強豪校に進学すればいいのか?
どこの強豪校に進学するか迷ってしまう人も多いと思います。
進学先を選ぶ際には、事前の情報収集が重要です。
現代では、SNSやインターネットなどで、いろいろな情報収集をすることができます。
必要であれば、現地に足を運んで実際に見てみることもオススメします。
私が強豪校に進学してしてみて、実際に感じた強豪校選びに必要な条件を紹介させていただきます。
- 練習方法が自分(お子さん)に合っているか。
- 監督の指導方法は自分(お子さん)に合っているか。
- 学校の環境は自分(お子さん)に合っているか。
詳しく解説させていただきます。
練習方法が自分(お子さん)に合っているか
進学先の練習方法が自分(お子さん)に合っているか、事前に調べておく必要があります。
強豪校の中でも、短時間集中型や長時間型の練習方法と様々です。
選手のタイプや性格によって、練習方法に向き不向きがあるので、選手に合った進学先を選んでいく必要があります。
自らに課題を与え、自ら乗り越えていける選手は、短時間集中型が合っている。
自ら課題を与えることが苦手で、他人に与えられた課題を乗り越えていく方が得意な選手は、長時間型が合っているなど。
↓短期集中型の練習方法の特徴はこちらの記事に書かせていただきました。
監督の指導方法は自分(お子さん)に合っているか
監督の指導方法が自分(お子さん)に合っている進学先を選びましょう。
チームに所属すれば、監督の指示に従わないといけないことがほとんどだからです。
監督によって、「攻撃重視」「守備重視」「チーム力重視」「個々の力重視」など、いろいろな戦術に分かれます。
自分(お子さん)のスタイルに合っておらず、自分の良さを活かせなかったり、考え方の違いでレギュラーを逃してしまうともったいないです。
学校の環境は自分(お子さん)に合っているか
自分(お子さん)に合っている環境の学校を選びましょう。
環境によっては、自分(お子さん)のパフォーマンスを最大に発揮することができないからです。
環境といってもいろいろありますが、例えば「寮生活なのか」「一人暮らしなのか」「実家から通えるのか」など、生活の環境だけでも大きく影響してきます。
いろいろな条件を加味して、自分(お子さん)に合う環境のところを選んでいただきたいです。
まとめ
ここまで【野球部強豪校に行くべき】4つの理由について解説させて頂きました。
強豪校に入学することに不安も多いことだと思います。
強豪校に入学することもレギュラーを取ることも簡単なことではありません。
しかし、そこで得た経験は何にも代えがたいものになったと、私は社会人になって強く感じています。
進学先を決めることは、人生おいて大切な決断の1つだと思います。
その大切な決断に、私の記事が少しでも参考になれたら嬉しいです。
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