「野球でケガをしてしまって練習ができない」何かやれることはないかと悩んでいませんか?
私も野球をしていた大学2年生の時、左手首をケガして完治するまでに8ヵ月かかり、苦しい時期を過ごした経験があります。
この記事では、8ヵ月間ケガで野球の練習ができずに苦しんだ私が、ケガをしている間にどんなことに取り組んだかだけでなく、ケガをしたことで得たものがあったので紹介させていただきます。
本記事の内容が、ケガで野球の練習ができずに苦しんでいるあなたにとって少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
【ケガで野球の練習ができない】時に取り組んだこと3つ
私はケガで野球の練習ができない時期に、いろいろなことに取り組みました。
ケガで野球の練習ができないと落ち込んでいては、もったいないと思い「できることをやろう」と感じたからです。
私は左手首のケガでしたので、下半身のトレーニングや頭を使うことなどはできました。
私が実際に取り組んだ中から、3つのことを紹介させていただきます。
ケガをしていない部位で野球に関係する部位を鍛える
私は左手首をケガしていたため、野球にとって重要な下半身のトレーニング(特に走り込み)を行いました。
自身が走ることがあまり好きではなく、普段は敬遠しがちだったので、ケガをしたことをきっかけに思い切って苦手に挑戦しようと思ったからです。
バッティング、守備、トレーニング(ダッシュ・ランニング)の3グループに分かれて練習をしている時に、トレーニング(ダッシュ・ランニング)メニューを行っているグループだけに参加して、他の人の3倍走りました。
実際に走ることはツラかったですが、手が使えないんだから走るしかないと開き直ることができ、下半身のトレーニングをやりきることができました。
また、雨の日や家での自主練習のために、フィットネスバイクを購入しトレーニングも行いました。
スマホを置ける設計になっているところが便利!
スマホを置いて、音楽を聴きながら・YouTubeを見ながらなど「ながらトレーニング」ができることも良かったですし、寒い日も暑い日も雨の日でも天候に左右されずトレーニングができることが良いですね。
静かでマンションやアパート、家族がいる部屋でもまったく気にならなくて、助かりました。
主に、太モモ・ふくらはぎの筋肉が鍛えられました。
野球に必要な知識を得られるような取り組み
ケガで練習ができないため、普段できないこと(特にトレーニングを中心)に取り組むなど、野球に必要とされるいろいろな知識を得るための取り組みをしました。
ケガ人は、チーム全体とは別メニューになることが多く、普段とは違う環境や時間を多くとることができたからです。
チームのトレーニングコーチについてもらい、筋力トレーニングの仕方を教えてもらい、効率良く筋肉を鍛える方法や筋肉がつく(大きくなる)メカニズムを学びました。
普段はなかなか時間が取れず、学べなかった分野の知識を得るなどの取り組みをすることができました。
野球部のチームメイトの手伝いをする
私はやれることを探して、球拾いやランナーなど、雑用と呼ばれるものを進んで行いました。
ケガをしている本人もツライですが、自らがケガをしていることで、チームにも迷惑を掛けてしまっているという認識が重要と考え、できることに取り組む姿勢が大事にしたからです。
私がケガから復帰して、1軍の試合に戻れた時はチームメイトが大きな声援をスタンドからくれました。
私は声援をもらえたことがとても嬉しくて、ケガをしている期間の取り組みが報われたような気がしました。
【ケガで野球の練習ができない】時に得たこと5つ
ケガで野球の練習ができない時期に、いろいろなことを経験したことでたくさんのことを得ました。
ケガで出来ることが限られている中で、普段は経験できない・敬遠しがちなことへ積極的に取り組んだからです。
私はケガで野球の練習ができない時期に、肉体・知識・精神面でさまざまなことを得ることができました。
私が実際に得たことの中から、4つのことを紹介させていただきます。
野球に必要な強靭な下半身を手に入れた
ケガをしている間、たくさんの走り込みや自宅でのフィットネスバイクなどのトレーニングをすることで、野球に強靭な下半身を手に入れることができました。
ケガの期間約8ヵ月、人生で1番と言っても過言ではないくらい走り込みをしたからです。
復帰後のバッティングでは、ケガをする以前よりも格段に、パワーアップをしており打球の飛距離、スイングスピードが上がりました。
私が実際にティーバッティングをすると、他のチームメイトが振り返る程の打球音でしたし、バッティング練習でも柵越えを連発するほどでした。
野球にとって下半身の重要性を再認識できた
ケガから復帰後、バッティングが飛躍的に伸びたことで、野球にとって下半身の重要性を再認識することができました。
ケガをしている約8ヵ月間は、左手首をケガしていたため素振りはもちろん、腕や手を使ったトレーニングはできず、下半身のみを鍛えていたからです。
バッティングの他にも送球が安定・走力upに繋がりました。
この経験により、「野球にとって、下半身の重要性を再認識」することができたのです。
↓下半身を鍛えるならコレ、ケガの時に私も実際に取り入れていました。
ケガをした時の気持ちを知った
「ケガをした時の気持ちは、ケガをしてみないとわからない」を痛感しました。
私はそれまでの20年間の野球人生で、大きなケガの経験がなく自分がケガをしたことで、初めてケガをしている人の気持ちを知ったからです。
ケガをすることは良いことではありませんが、自身でケガの経験があるからこそケガをしてしまった人の気持ちがわかるので、身をもって体験できたことは、とても良い経験だったと感じています。
ケガをした時の気持ちを知れたことで、ケガをしてしまった人の気持ちに寄り添うことができますし、ケガの時にどんなことに取り組んでいった方がいいか、相談に乗ることができると思っています。
普段得られない知識
ケガをした際に、チームのトレーナーとよく話をする機会や、書籍などで勉強する機会が増えたことにより、新しい知識をたくさん得ることができました。
ケガしている期間もムダにできないと、いろいろなことに取り組んだからです。
野球に限らずどのスポーツもそうだと思いますが、体を使うだけではなく頭も使わなくては、なかなか上達しないと感じました。
効率の良いトレーニングの仕方、戦術、技術面など、普段と違った視点や環境で学ぶ機会となりました。
普段支えてくれる野球部のチームメイトへの感謝の気持ち
ケガをしてチームのサポート側に回ることで、改めて普段チームを支えてくれているチームメイトへの感謝の気持ちを再認識することができました。
下積みを多く経験してきていても、レギュラーになったことで、下積み時代を忘れかけていたからです。
私が通っていた大学は、当時100人を超える部員がおり、半分以上の選手がBチームとなってしまいます。
試合に出る・ベンチに入る以上にサポートに回るチームメイトがいるということを認識し、サポートしてくれている人たちに感謝する気持ちを大切にしたいと感じました。
まとめ
ケガ自体、決して喜べるものではありませんし、野球をやりたくてもできないとてもツライ時期でした。
しかし、私にとってケガをした経験は決してムダではないと感じています。
ケガを経験したことから、たくさんのことを学ばせてもらったからです。
ケガを乗り越えて、ケガをする前よりもパワーアップできたと実感できましたし、野球に関する知識・精神面も成長したと実感できました。
少しでも私の経験が、記事を読んで頂けた人の参考になっていただけたら嬉しいです。
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